2021年9月30日。
作曲家のすぎやまこういち先生がお亡くなりになりました。
私とすぎやま先生との出会いは小学生の頃のドラゴンクエストです。当時はまだファミコン時代で、プレイヤーは私ではなく兄でした。
兄は小学校から帰ってきたらよくドラクエをプレイしていましたが、私は横に座ってそれを見るのが大好きでした。
フィールドを歩く時の延々と世界が続いていると感じさせる音楽。
街の中の時に楽しく、時に悲しい音楽。
戦闘時に流れる激しさ。
ボス戦の重々しい戦い。
実際にプレーしていなくてもあの音楽に引き込まれ、真剣に見てしまっていたのです。
もちろんDSという携帯型ゲーム機を手に入れて以降は、自分でもプレーしています。残念ながらロトシリーズ(1,2,3)とオンラインゲームの10は未プレーですが、今はドラゴンクエストビルダーズ2(DQB2)をやらしていただいています。
DQB2はドラクエシリーズの音楽がたくさん使われており、各キャラクターたちが頭の中に蘇って来たりすることもあります。
さらにDQB2は小学生の息子もプレイしており、気になる曲も多いようです。特にDQ3「おおぞらをとぶ」が一番お気に入りのようで、最近ではピアノで引いてみたりしていました。
世代を超えて愛されるドラゴンクエストミュージック。これからもたくさんの人がすぎやま先生の音楽に魅了されることでしょう。
そして『序曲』。私にとってこれ以上にワクワクする音楽は存在しません。この曲を聞くだけで不思議と勇気がわいてきます。今後もゲームを通して息子と共に何度となくすぎやま先生の曲を聞いていきたいです。本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈り申し上げます。