「サンタってパパとママなんでしょ?」
ついにこの言葉がきましたよ。それもかなり確信を持った言い方でした。
おもちゃが出しっぱなしになってたりしたら「あら?サンタさんに報告しなきゃいけないね。」なんて言ってお片付けさせたりしてたんですけどね〜。
1.サンタクロースの存在は何歳まで信じる?
サンタクロースは何歳まで信じていましたか?私自身は小学低学年までは信じていたような気がします。覚えているのはセーラームーンのおもちゃをもらったところまでです。
「いこーよ」のアンケート結果(2015年)では、3歳〜7歳の子供の約9割がサンタクロースを信じているようです。小学低学年までは信じている子が多いようですね。
2.サンタクロースを疑うきっかけ
パターン1 人伝に聞く
やはり兄弟やお友達から「サンタクロースは親だよ」と言われたことがきっかけで疑うようになった子が多いのではないでしょうか。私と息子はこのパターンで気付かされました。
パターン2 サンタクロース目撃事件
『サンタクロースを見てみたい!』と思うのは当然の子供心☆
寝たふりをしてサンタさんが来るのを待っていたら、親だった!
枕元でガサゴソする気配を感じて起きてしまった!なんてことも。
パターン3 名推理
「一晩で世界中の子供に配るなんてどうやるの?」
「(包装紙を見て)サンタさんも○○屋でおもちゃを買うんだね」
などの小さな疑問から『あれ?サンタさんって・・・』と気づくパターン
大体この3パターンでしょうか。理想としてはパターン3の名推理で自分で勘づいて欲しいです。知識と精神の成長を感じられることができますよね。
3.サンタさんの存在を聞かれたら
「サンタさんはサンタさんを信じている子のところにしか来てくれない。」
「サンタさんは忙しいから親が代わりに預かっといた。」
などと、とりあえずは誤魔化すのも常套手段。
いっときはそれで騙されてくれるかもしれませんが、やはり子供も賢いです。
「やっぱりいないよね?」と言う雰囲気を感じ取ったら素直に言いましょう。「騙された!」と怒る子供はまずいないでしょう。サンタさんがいないことを理解したのですから、夢を見させてくれていたとわかるはずです。
4.プレゼントはどうする?
サンタクロースの存在を否定した子供に果たしてクリスマスプレゼントはいるのか?
子供がプレゼントをもらえるチャンスは誕生日とクリスマスの年に2回のみ。そのチャンスを無駄にしないために、ネットやチラシなどを見て考える時間は子供の成長にとても大切な時間。
たくさんある魅力的なおもちゃの中から、たった一つ”本当に欲しい物”を探すのは難しいことです。好きな物を選んでいるようで、実は他の欲しい物を我慢しているんです。それも大人から指示されてもいないのに、自分の意思で他のものを我慢しています。
サンタクロースの存在がバレてしまった後では希少価値は少ないかもしれませんが、それでも子供は必死に悩むことでしょう。せめて小学生の間くらいまでは親が引き継いでプレゼントを渡してあげたいですね。
4.おわりに
昔は気合を入れて”金の折り紙”にサンタ宛のお手紙を書いたり、サンタさん用のお菓子を準備してたりしたのに…。ニコニコして嬉しそうに準備する子供はもう見れなくなるんですね。子供の成長を喜ぶべきなのでしょうが、正直かなり寂しいです。
サンタさんが来ないことが決定した我が家ですが、大人の事情を交えつつ親からのプレゼントは続けていきたいです。
おしまい。