今週のお題「冬のスポーツ」
冬のスポーツというわけではありませんが、冬になると行っていた『マラソン大会』が一番印象に残っています。
この『マラソン大会』みなさんは何て呼んでいましたか?私は子供の頃から『マラソン大会』と呼んでいたのですたが、息子は「持久走大会」と呼んでいます。「マラソン大会」とうっかり言ってしまうと『何それ?』って感じになっているので、もしかして古い言葉なのか…それともただの地域の違いなのか。
とりあえず私すなこの思い出話なので『マラソン大会』で以下は統一させていただきます。
痺れる寒さ
『マラソン大会』といえば、真冬の寒い時期に半袖半パン(当時はブルマー)で走らないといけない地獄の競技。運動が得意な人からしてみても、嫌な行事の上位に食い込むのではないでしょうか。
”何が嫌?”ってやっぱりあの寒さですよね。
手も足も耳も凍えてちぎれるんじゃなかろうか。痛いような痺れるようなわけのわからない感覚。温めようと手で擦ってみても、それすら冷たく痛い。
何だってあんな寒い時に長時間,長距離を走らないといけないのか!?
そんなみんなが嫌いであろうマラソン大会。
【50メートル10秒台・逆上がりできないまま大人になった】運動能力低レベルな私にとって、マラソン大会は・・・・実は嫌いではないんです。
マラソン大会は技術はいらない
トップランナーの方達からしたら怒られそうですが、あくまでも普通学校で全校生徒が参加するレベルのものと考えてください。
私にとってマラソン大会は技術のいらないものなんです。ただただ黙々と走るだけ。
運動能力が低いと言っても別に運動をしてこなかったわけではないんですよ。小学生から高校までサッカーとバドミントンを、スポ少や部活でそれなりに運動してきました。怪我や病気の時以外は休んだりすることもなく、毎日真面目にコツコツコツコツ…。結果として、試合にはほぼ出れることもなくベンチを温めてきました。
努力は報われるわけではありません。というか、他のチームメイトも同じように努力してたんですから仕方のないことです。
しかし、そんな私の努力が唯一報われるのが『マラソン大会』だったんです。長年ほぼ毎日サボらずに運動をしていたおかげで、技術はつかなくても体力だけはついていたんですよね。結構なマンモス校だったんですが、表彰されたりしていました。もちろん陸上部の長距離走者には勝てませんでしたが。
小学生の間はスポーツをすべし
「小学生の間はスポーツをしなさい」というのは、私両親の教育方針。
- 基本的な体づくり
- ルールや約束を守る大切さ
- 上下関係など社会のルール
- 時間前行動
など、子供の頃に大切な肉体的・精神的な成長を促すことが目的と思われます。
実際、私にとってはこの教育方針のおかげで(20代までは)健康な体と基礎体力・時間を守る精神などが自然と身についたと思っています。
自分が親となった今『この考え方は非常に共感できる。息子もこのようにしたい』と考えていたのですが、肉体的に動かしづらい所がある息子には難しいことでした。現在はスイミングを週一でやる程度です。
息子の体のことを考えながら、例え技術はつかなくても”続ける大切さ”と言うことを学んでほしいです。
おわりに
『マラソン大会』の後には”ごほうび?”の甘露飴がもらえたをよく覚えています。甘露飴って美味しいですよね♪特に”普段お菓子を食べられない学校で食べられる”という特別感が最高です。
ランニングやマラソンは「冬のスポーツ」ではないかもしれませんが、私にとっては一番辛くて、一番嬉しい結果を出せるスポーツでした。
おしまい。