定期的に図書館で本を借りているので、ご紹介します。
時をかける少女
ある日、クルミのような小さな丸い物を拾った真琴。そこから時間移動の能力を手に入れてしまった。お小遣いをもらい直したり、テストをやり直したり、友人からの告白を聞かなかったことにしたり…自分にとって都合の悪いことは、どんどんやり直してなかったことにしていく。
「真琴がいい目を見ている分、悪い目を見ている人がいるんじゃないの?」
この言葉の意味に真琴は気づけるのだろうか?
今更紹介するまでもない、細田守監督の【時をかける少女】。私は何度もテレビ放送で見てますが、息子は映画も見たことがないので今回が初。
名台詞?「未来で待ってる」は一体どんな意味で言ってるんでしょうね。息子は「真琴がタイムマシーンで未来に会いにいく」という言葉通りの意味で受け取っていました。ただ時代を考えると、真琴の生きているうちにタイムマシーン的な物の開発は難しいでしょう。私としては「絵を未来まで無事に残す」ことだと思うのですが、それだと真琴の「すぐ行く。走っていく」ともちょっと合わないんですよね。
う〜ん。正解はわからないけど、耳元で「未来で待ってる」は乙女心的にキュンキュンしちゃいますね(*^▽^*)おばさんやけど!
4・5・6さいの なぜなにSDGs
最近テレビでよくみるSDGsの本です。
Q:どうして残さず食べた方がいいの?
Q:海亀がゴミを食べちゃうって本当?
Q:ヘルプマークってなに?
など、私たちの生活にとって身近な環境・暮らしについて書かれています。こちらは年齢も書いてありますが、幼児向けのもの。イラストが大きく書かれていて、文字を読まなくてもなんとなく理解することができる作品となっています。
一番驚いたのは【お椀いっぱいの味噌汁を捨てると、キレイな水にするのに浴槽5杯分の水がいる】ということです。たったお椀一杯で浴槽5杯分ですよ!水をキレイにするためには、凄まじい量の水がいるんですね。お味噌汁でこうなんですから、色の濃いソースや油物だったらどうなってしまうんでしょう…。いかに”無駄に捨ててはいけない”かを改めて考えさせられました。
ノラネコぐんだんコミック
大人気【ノラネコぐんだん】シリーズの四コマ漫画です。
私は絵本の【ノラネコぐんだん】しか知らなかったのですが、元々は【がんばれ!ワンワンちゃん】という4コマ漫画の作品からできた物なんですね。
1998年から20年間続く大人気のワンワンちゃん。約650本の中から厳選した269本を選んで本にしたのが、この【ノラネコぐんだんコミック】となります。
普段ノラネコぐんだんシリーズには出てこない登場人物がたくさん出てきて、面白さ倍増です!
大人が読んでも普通に面白い。むしろシュールなネタが基本なので、大人の方が面白いかもしれません。
おわりに
「一度だけ時間移動ができるならどこに行ってみたい?」と息子に聞いてみたところ「30年後くらいに行って、自分の子供とか見てみたい」とのことでした。なんとな〜く”結婚して子供がいる”という未来が息子にとって浮かんでいるようです。
過去に聞いた将来の夢は「パン屋さん・ケーキ屋さん・電気屋さん」など、あくまでも息子個人のことでした。そこに”子供”という自分以外の未来想像がついてくるようになったのは、息子の精神的な成長の一つだと思います。
30年後と言えば息子は40歳。その頃地球はどうなっているのかな?息子たち子供世代・そのまた子供世代・・・未来に生きる人たちの負担が少しでも減るように、身近な環境を守っていきたい。
おしまい。
著作権:表紙写真OKのところのみ写真掲載・他は商品リンクを貼らせていただいています。