「ママは子供の頃 股から血が出たことある?」
小学4年生の息子。保険の授業で「男女の体の変化」について習ったようです。
こういった事は大事な話なのはわかるのですが、いまいちなんて説明していいかわからない。しかし、せっかくのチャンスなので小学校の教科書を見ながら話をして見ました。
教科書は性の話をするのにもってこいの教材
1.子供の頃 股から血が出たことある?
正確には「股」とは言わず、自分のお下腹あたりをさすりながら聞いてきました。子宮の影響で血が出ることは授業で習ったが、いまいちイメージはできてないようですね。
男の子にとって、見たこともない自分にはない穴の存在を認識することがそもそも難しいことではないでしょうか。
しかし、教科書にはきちんとイラストが描かれていました。授業中にはそこまで確認する余裕がなかったのでしょう。
A:もちろん出たことあるし、今も出る。
教科書のイラストを参考に「ここから血が出る。赤ちゃんの通り道」という話しをしました。
実際に教科書に載っていたイラストとは違います。もっと細かく書かれていました。
イラストの穴は赤ちゃんに対してとても小さかったので「こんな狭い場所を通るの?」ととても驚いた様子。
2.女性と男性
これらのことも教科書の内容とイラストを参考に話しました。
- 月経・精通
- 子宮・精巣
- 卵巣・精子
- 女の子と男の子で大人になるにつれて起こる体の起こる現象の違い
基本的に教科書に沿って、補足する程度。
しかし、月経と違い射精には頻度というものが書かれていません。息子は月経と同じように”月に一度”と思っていたようです。
授業中には気づかなかったこと,勘違いしていたことなども気づけて良かったです。
異性に興味を持つことについて
「大人の体になってくると、異性の体を見たり,触りたくなってくる。だけど、当然相手の許可なく見たり触ったりしたらダメよ。たまにどうしても我慢ができなくなって、勝手に触って逮捕されちゃう人もいるよ。」
息子は自分が”そうなる”ことに嫌悪感を少し見せました。
「異性に興味を持つことは悪いことではないし、大事なこと。興味を持たなかったらみんな結婚しないし、子供も当然生まれてこないよ。」
「確かにそうだね」と安心していました。
「勝手に見たり触ったりしたらいけない。けど興味はある。だからエッチな本とかがあるんだよ(ドラクエビルダーズ2に出てくるアイテム)」
息子はこれにも納得していました。
しかし、今までゲームに出てくるこの「エッチな本」をなんだと思っていたんだろうか…。
おわりに
最初は教科書を元に体の変化や男女の違いなどの話を中心に。そのあとは異性に対する精神的なことを中心に話したつもりです。
息子は現在”性”に全く興味がない状態です。だからこそ私にストレートに質問してくるのができたのでしょう。
私が小学生の頃 「男女の体の変化」について授業を受けたときは、恥ずかしかったような記憶があるんですけどね。
しかし息子が恥ずかしがって聞いてこなかったら、今回のような話をするきっかけは得られなかったかもしれません。これ以上遅かったら、変に意識してもっと話しづらかったかもしれません。
「授業で習った時」はその話をするには『もってこいのタイミング』だったと思います。
何よりも教科書をベースに話すので、とても話しやすかった。息子が『どうなの?』と疑問に思ったことにもページを先に進めて話したり…内容は前後したりしてしまいましたが、それなりに話ができたと思います。
本来なら『性にいて』はまだまだ話さなくてはならないことがたくさんあります。
しかし”異性に興味を持ちすぎること”に嫌悪感を示した息子には、これ以上話すのは余計に不快感が生まれてしまうだけだと思いました。
息子の成長を見守りつつ、必要な時に必要な話をしてあげれるようになりたいです。
おしまい。