先日オープンカーに乗られている方を見たのですが、キャップ(野球帽形)を被られていました。
なんとなく「オープンカー=キャップとサングラス」というイメージがあるのですが、あれって帽子は飛んで行ったりしないのでしょうか?
フロントウィンドウ
気になって確認してみようと思ったのですが、残念ながら私の周りにはオープンカーに乗っている人はいません。マンション内や近所の駐車場でも見たことがありません。
本物のオープンカーを見ることは難しいので、とりあえずはインターネットでたくさんの写真を見てみました。
色々と見ていると気付いたことが1つ。
自分が思っていたよりも、フロント部分が長く角度が急!
この写真のように、座った状態で顔付近まで覆い被さるようにフロント部分が来ています。
これなら前方から勢いよくくる風も、顔・頭に影響なく後ろに受け流すことができそうです。
しかし全ての車がこのようなタイプではありません。
現に私が目撃したオープンカーは、この黒い車(赤三角)くらいの角度だったと思います。
この3車の中で、赤い車(外国人女性の方)のような角度のフロントになっているのは【レクサスLC:コンバーチブル】だけ。
他の2車は黒い車くらいの角度です。
どうやらフロントの角度・長さだけで、帽子が飛びにくいわけではないようですね。
前からの風より 後ろからの風
そのまま調べてみると 最近の車はフロントウィンドウが、うまく風を受け流す設計になっているようです。
そのため前からくる風には、それほど影響を受けないとのこと。
そして真の問題点は後ろからくる風=「風の巻き込み」にあります。
運転席と助手席の間に、壁をつけるアイテムのことです。
これをつけることによって後ろからくる「風の巻き込み」を防ぐことができ、帽子が飛んで行ったり,髪の毛がバサバサするのをかなり防ぐことができます。
コレで帽子は飛ばないの?
このようにオープンカーでも快適に過ごせるように、色々と工夫をされているようです。
コレで帽子は飛ぶことはないの?
ということなのですが、飛ぶ時は飛ぶ!
そりゃそうです。歩いてたって帽子を飛ばしてしまうことがあるんですからね。
そしてオープンカーに乗ったことのない人間として驚いたのが、「夏場はイメージほど快適ではないし、冬場はイメージほど寒くない」ということです。
もちろんイメージなので人それぞれですが、夏場にオープンカーを見ると『気持ちよさそうだな〜』と思ってしまうのではないでしょうか。
風の影響を受けないよう工夫する=夏場も風の影響を受けない。
ですからね。仕方のないことです。
そもそも帽子被らなければいいんじゃない?
冒頭に言いましたが、オープンカーに乗っている人は「キャップとサングラス」を着用しているイメージがあります。
日本人の感覚としては、目を隠すサングラスはどうしてもイメージが悪い。
さらに飛ぶ心配まであるのに、なぜわざわざ帽子をかぶるのか?
しかしコレも調べていくうちに、謎が解けました。
なぜなら屋根がないから眩しくて仕方がない!
考えてみたら当然ですね。屋根があっても太陽の角度によっては、かなり眩しかったりします。運転中にこの眩しさは、本当に不快です。
それが屋根がないということは「常に」眩しい状態なんですから、自分で遮るものを着用するのは当たり前ですね。
おわりに
正直 車にそれほど興味はありません。
もしかしたらトンチンカンなことを言っているかもしれませんが、自分の全く興味のなかった世界を調べるのはなかなか面白かったです。
特に『もしやフロントウィンドウの角度に秘密があるのでは?』と考えたときに、車のフロント傾斜角度を検索したら「自動車フロントガラスの損傷に基づく発射弾丸入射角の実験的推定」というのが出てきたところ。書いてることはチンプンカンプンでしたが、車のフロントガラスでこんなことが実験されているとは…∑(゚Д゚)
ちなみにこのレポートによると、車のフロントウィンドウの傾斜角度は約30度くらいが一般的。BOXタイプだと約60度くらいらしいです。
今回は”自分が疑問に思ったこと”を記事にしてみました。
余談ですが…もしオープンカーに乗る機会があるのなら、マツダのロードスターに乗ってみたいです♪
おしまい。