今週のお題「秋の歌」といえばこれ。
童謡の『虫のこえ』
あれまつむしが ないている チンチロチンチロ チンチロリン
あれすずむしも なきだして リンリンリンリン リインリン
あきのよながを なきとおす ああおもしろい むしのこえ
キリキリキリキリ こおろぎや ガチャガチャガチャガチャ くつわむし
あとからうまおい おいついて チョンチョンチョンチョン スイッチョン
あきのよながを なきとおす ああおもしろい むしのこえ
虫の鳴き声を言語化しており、リズムがとりやすく小さい子供にも楽しく歌えていいですよね。子供に「どんな虫?」って聞かれた時にこれらの鳴き声を使って教えてあげた大人は少なくないんじゃないでしょうか。特に1番のチンチロリンやリインリンはとても可愛らしい表現ですよね。
そんな素敵な「虫のこえ」ですが「スイッチョン」ってなに!?
うまおいとスイッチョン
【うまおい】とはキリギリスの仲間のようですね。
林や草むらに住む【ハヤシノウマオイ】と畑や河原などに住む【ハタケノウマオイ】の2種類。なんとも分かりやすい名前ですね。外見はほとんど同じで区別がつかないようですが、「スイーッチョン」と伸ばして鳴くのがハヤシ,「スイッチョ・スイッチョ」と短く鳴くのがハタケと違いがあるようです。
どうやら「虫のこえ」に出てくる【うまおい】はハヤシノウマオイの方のようですね。
そして「スイッチョン」とは仙台の方言で【うまおい】のことを言います。それが「虫のこえ」で使われたことによって全国的に有名となりました。元々は鳴き声から連想されてそのように呼んでいたのかもしれませんね。
まとめ
正直2番は全然覚えていませんでした。
秋の虫たちはキレイに鳴く子たちが多いですよね。少し物寂しい気持ちになるような、秋の訪れを感じる風物詩の一つです。
夏はセミとカエルですかね。昼間はセミ、夜はカエルがずーーーーっと鳴いています。夏の元気さを表現するような、これも風物詩の一つ。しかし夏はもう少し遠慮してほしい。
ちょっとお題から離れてしまいましたが、「虫の歌声」ということで許してください。
おしまい。