今週のお題「あんこ」ですね。
「あんこ」は好きでも嫌いでもありませんが、それほど積極的に購入することはありませんね。
どちらかというとお土産品でいただくことが多いと思います。
そんな私にとって一番身近な「あんこ」といえば、
この「薄皮つぶあん」は、かなりの高確率で私実家の戸棚に鎮座していました。
しかし (当時)子供である私の口に入ってきたことは、数えるほどしかないと思います。
なにせこの「薄皮つぶあん」は、
私たちに兄弟にとって母専用のパンだったからです。
別に母から「食べちゃダメ!」と言われたような記憶はありません。
ですが小学生低学年の頃には『これは母のパン』という認識だったような気がします。
多分ですが…
当時の母はお手軽にガッツリとカロリー摂取できるものを、求めていたのだと思います。
家事をしつつ3人の子供を学校に送り出したら、自転車でパートへと向かう。
パート先で一生懸命働いたら、今度は家に帰ってきて夕食作りと帰宅した子供達の相手。
どう考えても休む暇などありませんね。
だからパートから帰宅したら、ゆっくり休む暇はないけれどもコーヒーと共にあんぱんを1つモグモグ。
甘い餡子と小さいながらも食べ応えのあるヤマザキの「薄皮あんぱん」は、忙しい母を支える重要なアイテムだったのでしょうね。
現在、実家に帰省しても「薄皮あんぱん」を目撃したことはありません。
もうすぐ70歳になる母は、いまだに自転車でパート勤務に勤しんでます。
それでも子供3人がそれぞれ自立し、慌ててカロリー摂取をする必要はなくなったのでしょうね。
・・・むしろ未だに毎日のように食べてたら、健康が心配なので少し控えてて欲しいな。
きっと今は たまにしか食べてないと信じてるよ!
ヤマザキさん。
当時の忙しい母を支えてくださって、ありがとうございます♪
そして母よ。
手伝わない子でごめんなさい。
おしまい。