定期的に図書館で本を借りています。主に子供向けの本が中心ですが興味を持ってくれた方はぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
今回は3冊の本を借りました。(大抵3冊です)
私のテーブルマナー 本当に大丈夫?
作:森下えみこ 監修:小倉朋子
私が読もうと思って借りた本です。実際は息子が読んで、私はあまり読めませんでした。
こちらはマンガで書かれており、非常にわかりやすいです。文章よりもイメージが湧きやすく、つい『やっちゃってるなー』と思うような内容が多かったです。
「今更」と思うかもしれませんが、意外と間違ってることもあるので確認してみてはいかがでしょうか?
息子「フィンガーボウルが出てくるお店に行ったことないけど?」
私「ママもないよ。そんな立派なお店になかなか行けないよ」
(大きくなったらぜひ連れて行ってください!!)
息子「ご飯の上におかずをおいたらダメなんだって」
私「そうだね。やらないように気をつけなきゃね。」
(でも生姜焼きはご飯と一緒に食べたいんじゃ!!)
マナーって理解しててもできるとは限らないですよね。
宿題ファイター
作:よしなが こうたく
小学生低学年向けの絵本です。
大人気【給食番長】シリーズの新作。このシリーズは息子のお気に入りで、全作読ませていただいてます。
「宿題なんかやってられっか!」と遊んでばかりいる番長たちと、「将来は学者になりたい」と勉強を頑張るツトム。『たくさん勉強したい』と思うあまりに、番長たちの宿題までやりだしたツトムと番長の笑えるお話。
このシリーズの魅力はなんと言っても番長の全力っぷり。番長たちが引き起こした良く無いことが他の人に影響を与えてしまった時、番長は全力でなんとかしようとしてくれます。
「諦めるな!ツトムの将来がかかってるんだ」
ファイターの名に相応しく今回も全力で挑んでくれました。
このシリーズは各地域の方言バージョンがあります。正確な発音なんかはわかりませんが、それっぽく読むだけで子供には大爆笑必須です。
里見八犬伝
原作:曲亭馬琴 文:横山充男
【10歳までに読みたい日本名作】シリーズ
はっきりと覚えていませんが(たぶん)映画をビデオ録画した『里見八犬伝』を子供の頃に何度も見た気がします。
ただ内容は全然覚えてなくて今回『こんなんだっけ?』って感じがとても強かったです。
舞台は戦国時代。
それぞれ「孝」「義」「仁」「忠」「悌」「信」「礼」「智」の字が書かれた不思議な玉を持つ8人の運命の仲間「犬士」。里見家という武将一族にかけられた呪いを解くために戦う若者の冒険物語。
記憶には無いけど、子供時代の自分が何度も見たがっただけあってやはり面白いです。
この作品は子供むけに書き直された物なので、容量に制限があります。そのため、2人の犬士「礼:犬村大角」「智:犬坂毛野」にはほとんど触れられていません。
頭がよく化け物退治ができる大角。軍術,忍術に優れた毛野。この2人の活躍もぜひ見てみたいですね〜。
おわりに
写真にもありますが、今の【名作シリーズ】の絵はマンガみたいです。マンガ好きの私としてはより”興味を持ちやすい”印象となってます。
また、全ての【名作シリーズ】は本の最初に登場人物やその関係性などがイラスト付きで説明されています。今回のように登場人物が多いお話などは顔を想像することで、頭に入りやすく話の内容も理解しやすいのも魅力的なことだと思います。
「うちの子にはまだ早い?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、『すでに読んだことがあるものを、ちょっと長くしたもの』という物から手をつけてみてはいかがでしょうか。最初の説明ページを見るだけでも、今までの短いお話バージョンのものをより深く読むことができると思います。
今回は大人向けの本でも子供が楽しみ、子供向けの本でも大人が楽しめる本たちでした。またいい本に出会えると嬉しいです。
おしまい。
著作権:表紙掲載OKのところは写真・NGのところは商品リンクを貼らせていただいています。