今週のお題「おとなになったら」レイちゃんになりたかったです。
セーラームーンのレイちゃん
私にとって『こうなりたい憧れの女性像」というのは、
美少女戦士セーラームーンに登場するセーラーマーズの火野レイちゃん。
セーラー戦士として戦うマーズの姿もカッコよかったですが、最初に心を奪われたのは日常生活の普通の姿でした。
キリッとした顔立ちに長い髪。
他者とは一線を引いた凛とした姿。
まさにクールビューティーとはレイちゃんのためにある言葉!
アニメ版ではギャグ要素が強かった記憶ですが、子供ながらに『主人公たちと打ち解けて仲良くなったんだな』と思い、そんなところも可愛らしく思っていました。
「大きくなったらレイちゃんみたいに、カッコいい女性になりたい!」と本当に思っていましたし、真似をして髪を伸ばしたりしていましたね。
ただ 改めて調べてみると、彼女たちって初期は中学生なんですよ(^◇^;)
途中で 進級して高校生にまで上がっていきますが、”こうなりない大人”というには幼すぎますよね。
そこは当時まだ小学生の私からしてみたら、中高生は憧れの大人だったということでご勘弁を^^;
雰囲気を真似る
さて。38歳になった私は、レイちゃんのような女性になれたのか???
当ブログを読んでくださってる方は、すでにお気づきですよね。
お察しの通り、全くというほど なれておりません(´Д` )
子供の頃は”カッコイイ女の雰囲気”を出すように頑張っていました。
でも雰囲気だけ(笑)
彼女との共通点は「黒髪・女・人間」ってくらいでしょうか?
なぜか私は”それっぽい雰囲気”を持って生活していれば、成長とともに自然とレイちゃんのようになれると思っていました。
可愛らしい雰囲気を出している人は、可愛らし大人に。
かっこいい雰囲気を出している人は、かっこいい大人に。
レイちゃんのような雰囲気を出しているば、レイちゃんのような大人に。
自動的に雰囲気に合わせて、そのように成長していくと思っていたんです。
そのための努力は何もしていなかったのに・・・
勉強はせず。
運動能力も鈍く。
当然 美少女でもなく・・・( ; ; )
せめて勉強していれば、クールなキャラも似合ったかもしれないのに。
せめて「美の追求」でもしてれば、美少女にはなれなくても自分なりの可愛らしさが手に入っていたかもしれないのに。
運動?そいつはもう諦めようぜ。
現在の私
そして立派な引きこもり専業主婦となった現在。
レイちゃんにはなれていませんが、それなりに幸せに生活しています。
なんと言っても私の将来の夢はお嫁さん!
この夢は幼稚園の頃からずっと願っていたことです。
欲を言えば、”レイちゃんのようなかっこいいお嫁さん”になりたかったのですがね。
”雰囲気”だけ真似しても、レイちゃんのようにはなれませんでしたから仕方がありません。
そして成長するにつれ、思ってた以上に自分がドジで抜けていることにも気が付きました。
ドジで抜けている人とクールビューティーは、どう足掻いても一つの人格に収まりそうにありません。
それでもいいんです。
夫はこんな私を受け入れてくれています。
息子も最近では私の抜けっぷりに気づき、「ママはこんなもん」と思ってくれています。
自分の思い描いていた「大人」にはなれていませんが、夢は叶っています。
対して努力もしてこなかった人間にとって、それってかなり幸せなことだと思うんですよね。
今が幸せならそれでよし!
おしまい。