家の片付けをしていると、懐かしいものが出てきた。
【CASIOの電子辞書 XD-M600】
2004年に発売されたCASIOの電子辞書。
当時の販売価格は42,000円と、なかなかの高級品。
ただ私が購入したのは発売後 数年経過してからだったと思うので、これほどの高額ではなかったと思う。
購入時は新婚ホヤホヤ。
夫と2人だけの生活が始まったばかりで、家には辞書のような類がなく仕入れた品だ。※この頃はスマホも持っていませんでした。
頻繁に活躍するわけではないけれども、迷った時はすぐに調べられる。
本の辞書と違ってコンパクトなので、手元に置いておきやすいのは非常にありがたい。
そんな便利な電子辞書ですが、スマホ購入後は一切の活躍がなくなった。
電子辞書の便利さ+αが、全てスマホで賄えるようになってしまったためだ。
しばらく姿を見ることがなかったのですが、この度の引越し作業により 久々に再会。
ずっと封印していた代物だけど、さすがCASIOさん。
全く問題なく使える。
とはいえ自分にはスマホがあるので、結局活躍する場はない。
どうしたものかと思ったが、小学6年生の息子に譲ることにした。
本当なら学生である息子には、本の辞書を引いて欲しい。
でも息子は私に似て怠惰だ。
本の辞書を引くくらいなら、意味がわからなくていい!
そんなタイプ。
それならば電子辞書を使え。
意味がわからずに放置するくらいなら、便利な道具を使えばいい。
そして引き継いで1ヶ月
電子辞書はリビングのテレビ台に置かれている。
わからない言葉が出てくるのは、勉強中よりも圧倒的にテレビを見ている時間だった。
結局 ”息子の物”という感じではない。
だが以前よりも「わからない言葉の放置」はなくなった。
今でも『本の辞書を使って欲しい』という気持ちが強い。
でも息子の”知識”と”自分で調べる”という行為のためには、これでよかったと思う。
最近のはタッチパネルもついてる。
何よりもWi-Fiで追加ダウンロードも可能らしい(´⊙ω⊙`)スゴイ!
新しい物を見てしまうと、旧型が急にショボく感じてしまうのでいけない。
でも現状では今ある品で充分。
古い品だけど、これからも大事に使っていきたい。
おしまい。