築40年の中古物件に引っ越してきた我が家。
リフォームもしっかり行い、室内だけなら新築のような仕上がりとなっています。
しかしお庭は一切手付かず!
このお庭は、前任者のご趣味により非常に木が多いんですよね。
そしてその中の朽ちた切り株にシロアリを発見してしまいました(;´д`)
シロアリはこんなところにいる!
我が家でシロアリを発見したのはこの3箇所。
赤丸は朽ちた切り株。青丸には木杭があります。
シロアリは木材を好んで食べるので、上記の場所に集まったのでしょう。
しかしまだ葉っぱが生い茂っているような、健康な木を食べることはありません。
今回のような「切り株」や「杭」などの木製製品。
あと「角材」なども要注意ですね。
義父から「DIYしようと思って庭に置いてた角材を持ち上げたら、裏にシロアリがたっぷりいた!」というエピソードを聞いたことがあります。
紙製品も好むので、段ボールなども庭に置きっぱなしにしないほうがいいようです。
IKARI シロアリハンター
IKARIの「シロアリハンター」を購入してきました。
箱の中には、キッチンペーパーのような紙がたくさん入っています。
この紙には脱皮阻害成分(ビストリフルロン)が含まれており、【食べたシロアリは脱皮ができなくなり死んでしまう】という流れになるんですね。
箱をひっくり返してみると
「シロアリ侵入口」と「誘引用松材」が見えますね。
シロアリの大好物である「木材」と「紙」で『新しい餌場だ〜♪』と勘違いさせ、働きアリをシロアリハンターに誘導します。
この脱皮阻害剤という名前から想像つくと思いますが、シロアリハンターを食べてもすぐにシロアリは死にません。
働きアリは春から秋にかけて1〜2ヶ月毎に脱皮をする習性があります。
シロアリハンターの脱皮阻害剤が効果を発揮するのはその時!
だからシロアリが死に始めるでに、最低でも1ヶ月はかかるということですね。
働きアリが次々に死んでしまうと、自分でエサを取ることができない女王アリ・兵隊アリはご飯が食べられなくなります。
結果として【餓死 → 巣全体が壊滅】ということですね。
巣の壊滅までには「2ヶ月〜1年ほどかかる」とのことですから、気長に待つしかありません。
シロアリハンター設置
設置した場所は
まずはシロアリを目撃した場所のすぐそば3箇所。
この3箇所から家に一番近い犬走りの側に一つ。
シロアリを目撃していないけど、切り株があるジメジメした場所に残り2つを設置。
〜設置方法 土の場合〜
1.スコップで3㎝ほど穴を掘る。
2.シロアリハンターを置いて、周りを土で埋める。
〜設置方法 壁の場合〜
壁に設置する場合は、粘着テープなどで固定。
私はうまくいかず翌日には地面に落ちていました。
以上のように6個全てを設置しました。
シロアリハンター設置から1ヶ月(閲覧注意!)
シロアリハンター設置から1ヶ月の時が経ちました。
シロアリたちは集まっているのか、様子を見ていこうと思います。
まずはシロアリを目撃したこの3箇所。
この場所には、3箇所ともたくさんのシロアリたちが集まっていました。
小さめだけど閲覧注意!!!
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こんな感じに しっかりエサに惹かれて、シロアリたちがたくさん集まってくれています。
シロアリにとって「良いエサ場」となっているようなので、このまま静かに元の状態に戻しておきましょう。
しかしこの3箇所以外にはシロアリは集まっていませんでした。
他に被害がなくて良かったと思うか、食いついてない!と残念に思うか、微妙な気持ちです。
シロアリが集まっていない時は、設置場所を変更。また1ヶ月様子を見てみましょう。
おわりに
市販のシロアリハンターですが、しっかりとシロアリが食いついてくれているようです。
結果が出るまで長くかかるのがもどかしいです。
駆除スプレーや熱湯をかけるなど、簡単にシロアリを殺す方法はあります。
しかしこれらの方法では、殲滅することはできません。目に見えるシロアリは殺すことはできますが、逃げることに成功したものたちはより地中深くに潜りひっそりと家に侵入してくるかもしれません。
時間はかかってしまいますが、やはり巣ごと壊滅することが大切ですね。
できればこのまま経過観察を報告したい!
と思っていたのですが、この翌日にシロアリ業者さんに来てもらい殲滅してもらいました。
私が意気揚々と罠を仕掛けてる間に、夫は業者に連絡してたらしい。
夫婦の会話って大事よね。
おしまい。