引きこもり専業主婦 すなこの日々

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極力家から出たくない!ケチでズボラな30代主婦の日常

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安い物件はなぜ安いのか?

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『引っ越したいな』と思うようになってから、ネットやチラシの住宅情報を見るようになりました。そして車ですぐ行けるような距離の場所で400万円〜800万円という激安価格で売られている物件をいくつか見つけました。何にでも「安いものには理由がある」と言います。なぜ安いのか?近所にある激安物件を見て、安い理由をわかりやすく勉強しておこうと思いいくつか見て来ました。

 

今から書くことは、ネットやチラシから得た情報と実際に見ての感想であり、直接話を聞いたり建物の中を見て来たわけではありません。

 

①築年数40年以上

基本的にどれも古かったです。木造平屋建てで立派な庭のついている(サザエさん家みたいな)ものもありましたが、やはり外壁の傷みが目立ちます。人が住んでな家はすぐに傷むと言いますが、一度傷んだ物を修復し管理していくのはなかなか大変なことではないでしょうか。

 

②駅まで徒歩30分

駅が遠いですで。当然スーパーや病院などからも離れてしまいます。今は車生活を送っているので気になりませんが、子供が電車通学の学校に通うようになったら?老後、車を運転できなくなったら?そうなると生活が一気に不便になるのが簡単に想像できます。

 

ここまでは現地に行かなくてもチラシやネット上の情報だけで容易に想像できることだと思います。次から書くことは現地に行って初めて気づいたことです。

 

③擁壁が多い

擁壁とは崖崩れを防ぐために、コンクリートなどで支えられた壁状の構造物のことを言います。また家を建てる土地が道路よりも高くなっている場合なども擁壁が必要となります。

この擁壁は地盤が緩くなっていれば地震や大雨の時に崩壊の危険があります。そうならない為に地盤調査が必要ですが、調査費,修繕費は土地の所有者にかかってきます。今年の夏は雨が多く土砂災害のニュースもいくつか発生しました。擁壁は『崩れやすい土地を支えている』という意識をしっかり持っていなければいけません。

 

④道路が狭い

家の前の道路がとても狭かったです。ギリギリ車1台が通れるくらいのものもありました。現在の建築基準法では道路幅は4メートル以上でなければいけませんが、感覚的に4メートルはないと思いました。昔からある家はこの基準に当てはまりませんが、もし今後 建て替えることなどを考える場合は道路幅4メートル以上取るように設計しなくてはいけません。土地面積によっては今まで建っていた物件よりもかなり小さな家をになってしまうかもしれませんね。

 

感想

あくまでも私が住んでいる地域周辺の物件を外から見た程度ですが、激安物件は上記の①〜④の中の2つは当てはまっていました。

もちろん 昔ながらの日本の住宅を求めている人。静かな環境を求めているひと。自分で色々リフォームをしたい人。そもそも自然災害の少ない地域の人。などには値段が安く魅力的な物件なのではないでしょうか。

でも私はせっかく買うならできればキレイな家がいい。擁壁はやっぱり怖いし、コストも気になる。道路が狭いのも運転が苦手な私には毎回ストレスになりそう。

やはり、安すぎる物件には『嫌だな』と思う理由が詰まっていると実感しました。家を買う予算もあるので、贅沢ばかりは言えません。嫌と思うことの妥協点や改善点をうまいこと探していかなければなりませんね。

 

これらの事はもっと勉強して、また詳しくやって行けたらいいなと思います。

 

 

おしまい。