いきなりですが、実は私の家は山陽新幹線から直線距離で約100メートルの場所にあります。間には片側1車線の道路・マンション・駐車場があります。
結構距離はありますし、音の障害物もありますね。では、この環境で我が家には新幹線の音はどのように聞こえているのでしょうか?
①電車と新幹線の騒音について
線路沿いの物件は騒音が一番気になるポイントですよね。実は新幹線に関しては公害対策基準法で『住宅地域では70デシベル以下。商工業地域では75デシベル以下』と定められていますが。在来線に関してはこの法が存在しません。平成7年に騒音対策の指針が定められましたが、あくまでも指針で法的拘束力はありません。また、新設または大規模改良に際しての対策ですので以前のものには当てはまらないんですよね。
新線 夜間(22時〜7時):55dB以下
大規模改良線:改良前より改善すること
②無料アプリの騒音測定器を使って調べてみました
条件1:新幹線 線路から我が家まで直線距離約100メートル
条件2:間に障害物となる5階建てのマンションがある
条件3:我が家は12階に位置している(防音窓などの対策はいっさいしていません)
窓閉じた状態:昼間 45dB 夜間 50dB
このようになりました。夜間の方が測定値が大きくなってしまいましたね。しかし、窓を開けた状態と閉めた状態では違いは一目瞭然です。
今回測定した最大値66dBは【普通の会話〜掃除機】に該当するレべルで感覚として『うるさい』、最小値45dBは【静かな住宅地・図書館】などに該当するレベルで『静か』と感じるぐらいの環境でした。
③振動
これは全く気になりません。1階まで降りてみても100メートルの距離では振動を感じることはありませんでした。
まとめ
あくまでも我が家の状況での話ですが。。。
・騒音は窓を閉めれば聞こえてはくるけど気にならないレベル
・新幹線でも振動は気にならない。
我が家でも窓が開いているとテレビの音は聞こえなくなります。ですがほんの3〜4秒程度のことなので個人的にはそこまで気になりません。新幹線を利用することが多い我が家にとってはメリットの方がはるかに大きいです。
騒音が気になる場合は防音カーテンや二重窓にするなどの対策を取るといいかもしれませんね。
今回は騒音のことをメインに注目しましたが、線路沿いの家には値段の安さ,駅が近い場合が多い,日当たりが確保されている と言うメリットもあります。自分の中でしっかりと優先順位をつけて決めて行けたらいいですね。
おしまい。