今年の漢字というには早すぎる時期ですが、今のところは「防」です。
突然の緊急地震速報。私がした行動は…
1月22日 深夜1時過ぎにけたたましい緊急地震速報の音で目が覚めました。
皆さんもご存知の通り、先日の大分県と宮崎県で震度5強の地震が起こることを知らせるアラーム音です。
あの音は本当にすごいですね。一気に目が覚め、頭も一瞬にして覚醒されます。
そんな中でも目覚めない息子。
しかし目が覚めている私も、情けないことにアラームが鳴り響く中『地震が来る』ということは分かっているのに、なかなか動くことができませんでした。
『危ない・逃げなきゃ・どうしよう・息子をどうする・・・』
頭の中にいろいろなことがグルグル回っていましたが、なかなか体は動かない。
やっと体が動いてやったことといえば「布団から飛び出てる息子を布団で包んで、抱きしめたこと。そして、自分もその上から布団をかぶること」それだけです。
幸いにも私の住んでいる地域は震源地から距離があり、震度3程度の揺れ。停電することもなく、ケガや落下物などの被害などなくすみました。
緊急地震速報 取るべき行動
今回は震源地が離れていたおかげか、緊急地震速報から実際に揺れるまで比較的に時間がありました。
それなのにあんなに動けないなんて・・・
せっかく便利な機能を頑張って開発してくれているのに、それを生かせずにいては意味がありません。
1.家にいる時に緊急地震速報が鳴ったら
- 物が倒れてきても身を守れる。テーブルや机の下などに避難。
- 火を使っているなら火を切り、キッチンは危険物が多いので離れる
- 大きな家具は倒れた時に危険なので離れる
- トイレやお風呂にいるときは、ドアを開け逃げ道の確保
などがありました。また、玄関周りは柱が太く強度があるので、比較的安全だと言われているそうです。
2.私の行動を振り返る
調べてみると、私の行動は結果としては悪くなかったような気がします。
落下物に備えて頭から布団をかぶる。
机などに比べたら防御力は低いですが、寝室という場所がら大型家具なども置いてない。小柄とはいえ小学4年の息子と足の短いちゃぶ台の下に潜るのは無理があります。何より、周りに大型家具があり余計に危険な気がする。
もちろん正しい行動だったのかはわかりません。
今回は震度3程度の揺れだったから、なんともなかっただけかもしれません。
これが震源地に近く震度5強の揺れだったら…想像もつきません。
今後に備える
今回の地震は震源地からも南海トラフ地震を連想させるには十分は物でした。
もし南海トラフ地震が来たらこれまでよりも大きな地震がきて、大変なことになると言われています。
が、我が家にはなんの備えもない。
今更ですが、防災グッズの入ったリュックを購入しようと思います。バラで買うよりも高くつくかもしれませんが、備えるベースがあればそれにプラス・マイナスして準備しやすいと思ったからです。
また、家族とも改めて震災時の話し合いをしました。
- 避難場所(外) 息子が学校にいる時間なら学校。それ以外の時間なら家から一番近い公民館に避難する。
- 避難場所(家) 家の中ではまず玄関前に避難。防災セットも玄関前の廊下に置く。
- 物よりも身を守ることを優先する
他にもいろいろ話しましたが、大きくはこの3つです。
おわりに
私が今まで体験した一番大きな地震は東日本大震災の震度4程度です。当時埼玉に住んでおり、震源地から離れていたことで電気・ガス・水道以外の被害はありませんでした。
あの時から東京大地震など、起こるであろう大震災を言われていたのに何もしていない。
本当に情けないです。
というわけで今年の漢字は防災の『防』
しっかりと準備して、備えていきたいと思います。
最後に、今回の地震で災害にあった方に心からお見舞い申しあげます。
おしまい。