尾崎市の個人情報がたっぷり入ったUSBメモリーの紛失事件。何事もなく無事に発見されたようで、とりあえずは一安心となりました。
しかしこれは他人事ではありません。
なぜなら私たちも「大量の個人情報」が入ったスマートフォンを、常日頃から持ち歩いているからです。
尾崎市USB紛失事件
6月の23日発表された尾崎市USB紛失事件。
ダメって言われたことを実行し、さらに重要な物を持っているというのに責任感も緊張感もまるでない。
小学5年生のうちの息子でも呆れるレベルですよ!
持ち出し禁止とされている個人情報をUSBメモリーに入れて持ち出す。
それを所持したまま酒を飲む。
しかも酔い潰れてお外で眠ってしまう始末。
頭おかしいとしか言いようがない。
10000歩くらい譲って「どうしても間に合わないから家で仕事をする」と言うのは、まぁわかる。
でもなんでそこで飲みに行くのかなぁ?
大事な物を預かってるって緊張感がないことが、一番の問題だと思うんですよね。
せめて危機感持って、速攻で帰りなさいよ!
挙げ句の果てに市が委託した業者ではなく、そこからさらに無許可で委託を繰り返していたとか・・・。
この事件は外国でも報道されてしまったようで、怒りを通り越して同じ日本人として本当に恥ずかしくなりましたよ。
みんなも個人情報を持ち歩いている
尾崎市の事件は本当に危機管理のない、情けない事件だと思います。
しかし私たちも「大量の個人情報」が入ったスマートフォンを持ち歩いているのは一緒です。
中には会社用のスマホを持ってる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
個人スマホでも会社スマホでも、当然 外に持ち歩いているはずです。
- 食事の時にスマホをテーブルに置いて忘れる
- トイレのときにポッケから出して忘れる
- カバンの外ポケットに入れて落とす
誰にでも起こりうることです。
違いは個人と企業との規模・責任・損失の違いでしょうか。
2018年には北川景子さん主演「スマホを落としただけなのに」が大ヒットしました。
このお話の中ではスマホを落としたことをきっかけに、身に覚えのない請求書が届いたり,アカウントを乗っ取られたり,変な事件に巻き込まれたりと散々な目に合ってしまいます。
ここまでのトラブルはそうはないと思いますが、可能性としては0ではありません。個人情報がたっぷり入ったスマホを、紛失してしまう恐ろしさを考えさせられます。
個人情報を守るために、スマホを手放さない大切さ
こんな話を聞きました。
対策として、その会社はストラップをつけて必ず首から下げるようになった。
そのことを自分の会社に話したら、自分の会社でも首から下げるように変更された。
これは非常に簡単かつ効果的な対策だと思います。
少し邪魔かもしれませんが、食事の際は胸ポケットに入れたり,スマホを背中側に回したりということもできます。
最近ではショルダーストラップが流行っているとのことで、可愛らしく紛失・落下予防としてもいいですね♪
おわりに
私自身は現在は会社に勤めることもなく、引きこもって専業主婦をしています。今回の事件のように、万単位で人様にご迷惑をかけてしまうことはまずないでしょう。
ただスマートフォンは持ち歩いています。
このスマフォには少ないながらも家族・友人の情報が入っています。
私がスマフォを落とすことによって、大切な人たちの情報を流出させてしまうかもしれない。
映画のように「身に覚えのない請求」が来るかもしれない。
『大切なものを持ち歩いている』という気持ちを、今一度心に刻んで行動していきたいです。
おしまい。