私の人生で、アルバイトの経験は回しかありません。
どちらも2年間続けたバイトなので、2回という表現は正しくないかもしれませんね。でもどちらも飲食業なので、2種類と表現するのも違う気がするし…。場所と考えて2箇所というべきかしら?
惣菜屋さん
高校生の時、スーパーのお惣菜屋さんでアルバイトをしていました。
高校生の時のアルバイトは、学校からの許可が必須。しかし特別な理由もないので、当然『許可など降りないだろう』と考えて、無許可でアルバイトに励んでいました。お惣菜やさんは品出し時以外は人前に出ることがないので、安心して作業に没頭できました。
お惣菜屋さんといっても、学生のアルバイトは直接 料理に関わることはありません。
調理担当は大人たち。私たち学生バイトは、出来上がった惣菜をそれぞれのトレーに詰めてお店に並べるのが主な仕事です。
しかし”ただ詰めるだけ”と言っても、丁寧さが求められる作業。同じ内容のお弁当を詰めても、やはり見栄えがキレイなものの方が売れ行きがいいから面白い。もちろん「私が詰めたものが売れたから」と言って、時給に反映されることはありません。それでも 「自分が関わったものがよく売れた」というのは、単純に嬉しかったです。
大変な時はイベント時。
恵方巻きやクリスマスオードブルなど、普段作らないものを大量に作らないといけません。
特にお正月はオードブルの量も大量!新年を祝うためのお節オードブルから始まり『お節飽きた〜』という人たちのために、和風・洋風・中華と色々な種類のオードブルを作らないといけませんでした。
あの時は高校生という身ながらも、早朝から夜遅くまで頑張っていましたね。
ケーキ屋さん
専門学生の時は、ケーキ屋さんでアルバイト。
簡易喫茶となっており、店内でケーキ・コーヒー・アイスなどを食べることができる場所でした。もちろん持ち帰りのケーキもありますよ。
ここでのお仕事は接客業。
お惣菜やさんはお客と直接関わることがありませんが、ここではにこやかな対応が求められます。人見知りで地味な私ですが、商品の種類の少なさ・学校とは違う場所 というありがたい状況に救われそれなりの接客をできていたと思っています。
一番忙しい時期は、もちろんクリスマス。
目の前にケーキを求めるお客様が大量にいらっしゃるわけですから、「待たせてはいけない!」とひどく焦ってしまいます。
この時違うお客様にケーキを渡しそうになってしまったことがあり、お客様の方から「違うよ」「私だよ」と声をかけていただいたことがあります。
この時ばかりは「クリスマスケーキは予約するべき!」と心の底から思いました。
番外編:学校紹介
専門学生の頃、なぜか学校側から学校紹介の担当に選ばれました。
成績優秀とか生徒会みたいな代表とかではなかったので、本当に謎です。
最初は『何人かの生徒がパンフレットに顔やコメントがちょっとずつ載るんだろうな〜』と気楽な気持ちだったんです。
しかし蓋を開けてみたら、なぜか学校代表みたいにデカデカと乗ってる!
学校説明会みたいなので、高校生とお話ししないといけなくなってる!
人見知りですよ??こんな(現)引きこもり人間が、そんなのに参加してうまいこと「楽しい学校アピール」なんてできるわけないじゃないですか。
アルバイト料はいただきましたが、こんなお仕事は2度とやりたくありません。
一体 学校側は何を考えて、私にこんなことをやらせたのでしょうか?
おわりに
お惣菜やさんもケーキ屋さんも、比較的 自分に合っていたアルバイトだと思います。
お惣菜やさんの黙々とした作業は好きです。商品の種類は多いですが「私はこの担当」と決まっていたので、自分の担当だけ覚えていれば問題ありませんでした。
ケーキ屋さんは接客はありましたが、普段はお客さんで溢れるようなことはありません。喫茶スペースは小さかったので、常連さんばかり。ファミレスやカフェのような所ではついていけそうにないので、ありがたい経験ができたと思います。
ただ やはり”人前に立つ・代表になる”というのは苦手ですね。
今後 働くことがあったとしても、できるだけひっそりとしたお仕事ができたらいいなと思います。
今週のお題「やったことがあるアルバイト」
おしまい。