目がとっても悪いで、常にメガネをかけて生活をしています。
メガネのおかげでしっかりと景色が見えているはずなのに、気づけばスマホやパソコンに顔が近付いている。
これでは どんどん視力が悪くなっていくばかり。どうにか対策を練らなくては…。
iPhoneの【画面との距離】設定
現状 私が一番顔を近づけて見てしまうのは、スマートフォン。
画面が小さく 手持ちで画面を見つめていることが多いこともあり、気づけば画面は顔の目の前に!
”手で持っている”ということから、他の物よりも顔が近づけてしまいますね。
おかげさまで視力は悪いですし、ドライアイですし、眼精疲労ですよ( ; ; )
そんな私のような人間のために、iPhoneにはちゃんと【画面との距離】という素敵な機能が掲載されていました。
やり方は非常に簡単。
【設定】→ 【スクリーンタイム】 →【画面との距離】
→【ON】
これだけです。
たったこれだけで画面から30センチ以下に顔が近づくと、警告が出てくるようになります。
この設定はiOS17,iPadOS17の新しい機能のようですね。
特にファミリー共有グループに参加している13歳未満のお子さんについては、デフォルトで有効になっているとのこと。
近年 子供の視力低下は問題視されていますから、このような新しい機能は非常に助かりますねヽ(*^ω^*)ノ
ただ この機能はTrueDepthカメラが掲載されているiPhoneしか使えません。
『TrueDepthカメラって何?』と思いましたが、顔認証をしてくれてるカメラのことっぽいですね。
少し前の指紋認証タイプのスマホはこのカメラがついていないので、【画面との距離】機能は残念ながら使えないようです。
画面から30センチ以下になるとどうなるの?
では早速30センチ以下になると、どのようになるのか実験をしていきましょう。
あえて顔から30センチ以下のところに設置して、動画を見ていると…
動画開始から6分ほどで警告画面が出てきましたよ。
この際アラームなどはありません。
ただ画面いっぱいに左下の表示が出て、動画を見続けることはできません。しかし音は流れているので、そのまま動画は再生されているままです。
この画面を消すために注意文の通り「iPhoneを腕を伸ばした位置まで」離すと、右上の画面に切り替わり【続ける】ボタンをタップする事ができるようなりました。
その後 再び近い位置にiPhoneを持ってくると1分後に警告画面。
さらに再び近い位置に持ってくると、また1分後に警告が出ました。
どうやら最初の1回だけは6分程度、その後は1分程度ずっと顔が近付いていると警告画面に変わるようです。
字が小さくて「ちょっとだけ顔を近づけた」だけでは警告は出ず、顔近い状態が継続されていると警告が出るので、使い勝手も悪くないと思います。
理想は30センチだけど…
疲れ目対策には、スマホやタブレットから30センチ以上離れた位置から見た方がいいようです。
iPhoneも「30センチ」と設定されていますが、実際腕を伸ばして30センチ離した場所にスマホを持ってきて見てください。
いかがですか?
腕が疲れますよね!!?
見え方の話じゃないのかって?
メガネをかけていますから文章・動画は問題なく見えます。漫画・ゲームは細かい字などは読みにくいですが、一瞬だけ 顔を近づけたり拡大すれば問題はありません。
しかし腕は違う。
30センチ離すとなると、軽く曲げられるけど腕は常に伸ばしてないといけない。
これはもはや筋トレでは?
”読みにくい”よりも”腕が疲れる”が原因で、やめる可能性が高い気がします。
眼精疲労を回復させるのと同時に、「二の腕のタプタプも鍛えろ」というアップルから思し召しでしょうか。
ただいつもに比べて 目の疲れはありません。
見ている途中で 何度か警告画面になってしまうこともありましたが、自分でも意識して画面から顔を離す事ができました。
何よりも腕が疲れるので長時間眺める事ができません。
二の腕も鍛えつつ眼精疲労を治していけたらと思います。
Switchには「めまもりん」
他には「スマホから顔を離す方法」を調べていると、【めまもりん】というものも見つけました。
こちらはタブレット,ゲーム機などにセットできるもので、30センチ以下に近づくと音とアラームでお知らせしてくれる物です。
これはぜひ息子に使わせたい!
Switchでゲームをしているときの子供は、どうしても顔が近くなってしまうんですよ。
せめてテレビに移してやってくれたらいいのですが、「テレビだとラグい」と一端なことを言って嫌がるんですよね。
「顔が近いよ」と注意するんですが、30秒後にはもう近い。
挙句の果てに「今は近くなかった!」とか言い出すし…。
機械をつけて、どれほど近づいているか本人に自覚してもらうのがいいかもしれません。
あとこれは機械のスイッチを入れるだけなので、本やノート上に置いて顔が近づきすきないようにも使えるようです。
私自身 字を書くときはものすごーーーーく顔が近くなってしまうので、意識するにはいいかもしれません。
お値段が少々しますが、目のため,姿勢のため、今後の購入を検討したいと思います。
おわりに
とりあえずiPhoneに簡単に設定できたのでよかったです。
最近ではスマホゲームすることも増えていますから、ついつい夢中になって顔が近づいてしまうことが増えていたんですよね。
この間なんて 本当に目の前にスマホを持ってきていて、自分で驚きました。
そのおかげで『これはヤバい!!』と自覚したわけです。
あとは腕の疲れとどう戦うか。
これもそのうちに慣れてくれるといいのですが…。
簡単な設定でしたので、皆様もぜひお試しください。
おしまい。