引きこもり専業主婦 すなこの日々

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極力家から出たくない!ケチでズボラな30代主婦の日常

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熱いお湯には要注意!危険なヒートショック

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走馬灯】を一度だけ見たことがあります。

なんだかよくわからなかったけど、頭に中に色々な景色がバラバラと流れてきました。

 

「一説によると 死の直前に人が走馬灯をみる理由は 今までの経験や記憶の中から 迫り来る死を回避する方法を探しているんだそうですよ。」  鬼滅の刃 しのぶさんより

 

いや!私 死にかけてるやん!!

あのバラバラと頭の中に流れる映像から、生きるための方法を見つけられるとはとても思えませんでしたが、とりあえず今生きてるからセーフです。

 

さて、そんな私が死にかけてしまった理由ですがお風呂で目眩がしたからです。

湯船から上がり風呂のドアを開けた途端に視界が真っ暗になってしまい、立っていることができなくなってしまいました。幸いにも浴室のドアノブを掴んだまま離さなかったおかげで、頭をぶつけることなく済んだのが救いです。

 

 冬のお風呂は危険がいっぱい

人間は急激な大きな温度変化によって血圧が上下したり、血流の流れが変化したりします。冬のお風呂はその変化が起こりやす場所なので事故につながることが多いのです。

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大きな温度変化によって起こる症状

血流の変化によって起こる【のぼせ】→ 目眩,失神につながる

血圧の変化によって起こる【脳や心臓の障害】→脳梗塞心筋梗塞につながる

これらのような症状のことをヒートショックと言います。

 

温度変化の原因

  1. 暖かい室内から寒い脱衣所
  2. 寒い脱衣所からさらに寒い浴室
  3. 寒い浴室から熱いお風呂
  4. 熱いお風呂から寒い浴室
  5. 寒い浴室からさらに寒い脱衣所

このようにお風呂に入るときには、大きな温度変化を体に感じる機会がたくさんあります。

私が目眩を起こしたのは熱いお風呂で温まった体が、浴室のドアを開けたことによって急激に脱衣所の冷たい空気を浴びたことが原因だと思います。この場合⑤に当たります。

 

 ヒートショックを起こさないために

ヒートショックは大きな温度変化が原因です。

室内温度変化を少なくするために

  1. 脱衣所をヒーターなどで温める
  2. 浴室内は温かいシャワーを流したり,お風呂の蓋を開けるなどして蒸気で暖めておく
  3. お湯の温度は39度〜40度のぬるめのお湯

これらの準備をすることで室温による急激な変化は緩和できるはずです。

 

入浴時の急激な血圧変化を防ぐために

  • お湯に浸かる前に足元から掛け湯
  • 入る時は「ザブン!」とつからずに足からゆっくりお湯につけていく
  • 上がるときは「サバン!」と上がらずにゆっくり体をあげる

 

もしお湯から上がった際に、心拍が上昇していたり,目眩がするようだったら浴室のドアを開けないでください。浴室内で座って体が落ち着くのを待ちましょう。

 

 おわりに

ヒートショックを起こす人は65歳以上の高齢者が多いと言われています。しかし、当時の私は30代前半。運動に励んで健康的な体とは言い難かったかもしれませんが、子供と外で走り回って遊んだりはしていました。いわば”普通の人”だと思います。

元々の体質などもあるでしょうが、若く適度に動いていても起こってしまったことに今更ながら怖く感じています。

それだけ誰にでも起こる可能性があることなんです。

正直 冬は熱いお湯に「サブン!」と浸かりたい。でも真っ裸で死ぬのはごめんです。

 

皆さんも冬のお風呂に十分に気をつけてください。

 

 

おしまい。