幼児時代の息子はみんなで楽しく遊ぶのも好きでしたが、どちらかというと一人で黙々と遊ぶ方が好きな子でした。特に集中して作業する知育玩具のようなものを好む傾向が強かったです。
5歳くらいには下のような【パーツが多めのLEGO】を説明書を見ながら一人で組み立てられるようになっていました。しかもちょっとおやつ休憩を入れるだけで、2時間くらい集中して作り上げていきます。
そんな息子が幼児時代にやっていた集中力の身に付くシール遊びをご紹介。
シール貼りは幼児教育に最適
ステップ1 シールの貼り剥がし
幼児には「シールを剥がす,シールを狙いどうりの場所に貼る」これだけでかなり難しい作業になります。
100均のシールブックなどを利用して好きなように貼ったり剥がしたりして遊びましょう。シールブックには自然,乗り物,食べ物シールなど色々なものがありますが、海の中を平気で車が泳いだりしますが気にしてはいけません。机などに貼った時だけ注意してあとは本人が楽しんでやることが大切です。
息子は同じところに何枚も重ねて貼ってしまってました。
ステップ2 狙い通りの場所に貼る
貼ったり剥がしたりができるようになってきたら、狙い通りの場所にはる練習をしましょう。【丸シール台紙】と検索していただければ、丸いシールを貼るイラストがたくさん出てきます。こちらは無料でダウンロードができるものがたくさんあるので、遊びながら楽しく身につけられるといいですね。
- 丸の近くに貼る
- 丸に収まるように貼る
- 色を意識しながら貼る
- シールのサイズを色々なものを使う
このように徐々にステップアップしていきましょう。「なんでこの色?」と思う時が多々あると思いますが、とにかく貼れたら「可愛い」などと褒めまくりましょう。
ステップ3 物語を作る
ステップ1では「海の中に車が泳いでいても気にしない」と言いましたが、今度は「海の中には海の生き物」と意識して貼るように誘導しましょう。
ただし、あくまでは本人の世界観が大切です。たとえ海の中に車がいても本人は「潜水艦のつもり」「海を走れる未来の車」などをイメージしている時もあります。「違うよ!」とすぐに否定せずに、子どもの頭の中にある物語をしっかり認めてあげましょう。自由な想像力につながります。
シールで作るマグネット
幼稚園入園までは上のようにシール遊びに励んでいました。が、励みすぎる!「シールを買っても作ってもキリがない!」ということで、シールをマグネットに貼り何度でも使えるようにしました。
【準備するもの】
- 好きなシール
- 100均のマグネットシート
- ハサミ
【作り方】
- シールをマグネットシートに貼る
- シールの周りをハサミで切る
- 完成
【左の写真】マグネットシートにシールを貼っているところです。ここで貼ってあるものは全て息子自身が貼ったもの。左側には手書きした物を両面テープで貼ってありますが、強化のためにセロハンテープで補強しているようです。
【右の写真】上からポケモンまでは私が作った物です。赤いマグネットに果物シールが貼ってある物は息子が初めて自分で作ったもの。一番下のあつ森と見比べるとハサミ使いの成長を感じます。
可愛いマグネットがたくさんできました。
これらのものを冷蔵庫やホワイトボードなどに貼って、息子の頭の中の物語をよく形にしています。
まとめ
シール貼りで得られるもの
- 指先の器用さ
- 集中力
- 想像力
- 形・色の認識
などがあります。現在の息子の器用さと集中力はシール貼りのおかげなのか、本人の性格なのかはわかりません。元々の性格だったとしても、それらをさらに伸ばす手伝いになったと思っています。折り紙や工作なども色々想像してよく作っています。
また、シールマグネットはシールを壁や家具に貼る防止にもつながりました。安く簡単にできるのでぜひ作ってみてください。
おしまい。