先日 小学校生活最後の参観日に行ってまいりました。
6年間の小学校生活を過ごした息子の成長を見るのも、もうこれが最後。
そう思うと 学校に行く前から、1人で思い出にふけって寂しい気持ちになっておりました。
最後は体育館で
最後の参観日ということで、教室ではなく体育館を使用。
広い体育館を1クラスの生徒+保護者で使わせていただくのですから、とても贅沢ですね。
もちろん教室参観のように後ろから眺めるのではありませんよ。
「子供たちが考えてくれた内容を、親子で一緒に楽しむ」という事がテーマのようで、子供の隣に座って一緒に行動いたしました。
これは『もし保護者が来れない子がいたら…』と少し心配してしまいましたが、全員の保護者が参加できたようで一安心♪
最後の参観日だからか、ご夫婦で参加されている保護者の方もいらっしゃいました。
最近は母親だけでなく父親が参観に来られているのは、珍しいことではなくなりましたね。それでも普段の狭い教室では「夫婦2人で参観」は難しいですが、体育館という広さの成せる技です。
お楽しみ会
今回の授業内容は「お楽しみ会」・・という名前ではなかったのですが、参観してそんな言葉がぴったりだと思いました。
行ったのは…
体を動かすゲーム・○✖️クイズ・合奏・プレゼント渡し など。
それぞれ担当の生徒が司会進行,ルール説明などをしっかりしてくれて、先生の登場はありませんでした。
体を動かすゲームでは、ずっと息子の側で活動。グループごとの対戦方式だったので、他所の保護者の方やお子さんとも楽しく会話する事ができました。
人見知りとしては、このような状況だと会話がしやすいので助かります。
息子の担当は○✖️クイズだったようで、お友達と一緒にステージに立ってクイズを出していましたよ。大きな声でハキハキとクイズを出す息子、可愛い♪
息子が前に出ているということは、私は1人でクイズを解かないといけないということ。他の子達は親子でキャッキャしているのを見ると、ちょっと寂しいですね。
しかし日頃 無駄にネット・テレビを眺めて得た知識,人様の顔色を伺う状況判断能力により、めでたく最後まで勝ち残る事ができましたヽ(*^ω^*)ノ←私 1人だけじゃないけど
合奏では息子が”鍵盤ハーモニカをちゃんと持てない”ということに、初めて気付かされました。
息子の腕は「生活に不自由しない程度」の障害があります。
合奏ではステージに立って、ベルトに手を通してハーモニカを持ちます。しかし腕の稼働範囲が狭い息子にはそれができないようですね。
息子小学では音楽会のようなものはなく、家で鍵盤ハーモニカを使うときは机に置いて演奏していたので気づきませんでした。
普段 なんの問題もなく生活していますが、みんなと同じ活動をするために、息子なりに考え工夫していることがよくわかる一面でした。
最後のプレゼント渡し。
司会担当の子は「お父さんとお母さんのことを考え、それぞれ作りました」と言っていました。が、どう考えても息子の趣味やね。
フェルトを切る方に時間を使いすぎてしまったせいで、縫う時間がギリギリだったそうです。
時間をかけた甲斐があって、目の周りの細かいところなどは特によくできていますね♪
おわりに
正直言って、思っていた「最後の参観日」とは違いました。
6年間の思い出を話したり,自分が頑張ったことを話したり…そういった子供たちの成長をじっくり感じる参観日を想像していました。
学校に行く前は『感動や寂しさで涙ぐんだりするのかな』なんて思っていたのですが、そんなシーンはちっとも訪れず。
ただ息子も、他の子供たちも、保護者の皆様も、みんなずっと笑顔だったと思います。
親が感動する参観日ではなく、親子で一緒に楽しむ参観日。
きっとこれが「子供たちがやりたい最後の参観日」だったのでしょうね。
次に小学校に行くときは卒業式。
一体どんな心持ちで迎えることになるだろうか。
おしまい。