ついに小学生息子の卒業式。
『普段通りに送り出そう』と考えて、いつもと同じように朝の準備していました。
それなのに「6年間ありがとう」といきなりの息子からのハグ!
すでにお化粧してるんだから泣かさないでおくれ( ; ; )
涙を堪える卒業式
息子を学校に送り出した後には、私たち保護者も学校に向かいます。
早い時間に受付を済ますことができたので、一番前の席を確保することに成功しました。
その分 待ち時間は長いのですが、少しでも我が子の勇姿を見るためには、よそのご家庭との争奪戦。遅れをとるわけには行きません。
運よく私の席は隙間から息子を眺めることができました。
しかし式までの待ち時間、色々な卒業ソングが流されており、それだけで涙が出てきそうで堪えるのが大変でしたね。
式が始まっても証書を授与するとき・「門出の言葉」を発した時・歌を歌った時・入退場する時…
数々の御涙頂戴ポイントと戦いつつ、なんとか結界が崩壊することなく、息子の勇姿を見届けることができました。
支援学級の子供たちも卒業
こういった行事では我が子以外にも、親しくしている他所の子にも注目いたします。
息子は幼稚園時代は発達支援センターに通い、小学1〜4年生の間は支援学級で過ごしました。
この支援センターと支援学級に通っていた子達は、ほぼメンバーは一緒。
集団行動を苦手とし、親や信頼している先生の側から離れることが難しい子たち。
急な予定変更や、自分の想いと強制される行動との差異に苦しむ子たち。
それらの想いを伝えられず、泣いたり癇癪を起こししまった子たち。
親同士で「こんな行動で困ってる」「こうしたら良いらしい」など、たくさんの悩みを共有してきました。
そのため小さい頃から成長を見ている・苦労をともにしており、普通クラスの子供達よりも愛着があります。
普段落ち着きなく真っ直ぐ立てない子たちが、ビシッと立ってる姿。
もしかしたらすごく無理をしているのかもしれない。でも「ここは頑張らなくちゃいけないところ」と理解し、やり切っている姿。
人よりも成長は遅いかもしれませんが、しっかりと大人の階段を登っていることを感じました。
顔が見れる卒業証書授与
卒業式の一番大事なシーンといえば卒業諸書授与。
最近の卒業証書授与はすごいですね!しっかりと子供の顔が見えるように、学校側の配慮をとても感じることができました。
私が今まで経験した&テレビなどで見た授与式は、真ん中から壇上し両サイドにはけていくスタイル。
しかし今回の授与式では、両サイドから壇上し真ん中から席に戻って行きました。
これの何が素晴らしいかって言うと、ステージから降りてきた我が子の顔を見ることができるんです。
もちろん保護者の席によっては見ることは難しいかもしれません。
それでも真ん中から壇上した場合は、どんな席でも後頭部しか見えない。それが今回のやり方だと、証書を受け取った直後の顔を拝むことができるのです。
このやり方が”最近のやり方”なのかはわかりません。
とりあえず自分がテレビなども含め見てきた証書の授与では、このようなスタイルはありませんでした。
少しでも我が子の勇姿を見たい!
そう考える保護者の立場からしてみれば、とてもありがたいスタイルだと思いました。
おわりに
卒業式終了後は各クラスに戻って 最後の学活。
もう一度 証書を授与し、一人一人が最後の挨拶をしてくれました。息子たち生徒はとてもこのクラスを気に入っていたようで、「このクラスで良かった」とコメントを残してくれてる子が多くいました。
息子自身もそのように言っており、6年間の最後を素敵なクラスで過ごせたこと,この小学校で過ごせたことに改めて喜びを感じました。
冒頭に”「6年間 ありがとう」とハグしてくれた”と書きました。
朝から泣かされそうでしたが「これ宿題なんよね」と体から手を離された時 一瞬で涙が引っ込んじゃいましたよ。
そんなこと言わなくて良いのに…。
照れ隠しということにしておこう。
おしまい。